大学について
建学の精神
創立者であり初代学長の小林倭文(しずり)先生は、女性はゆくゆく母となり、子どもをもうけ、命をかけてその子どもを教え導いていかなければならない、女性は家庭内にあってその核となる存在だから、女子にこそ高等教育が必要であると考えました。
そして、家庭を中心とした人間の生活を対象とし、そこでの人間の営為を分析研究する家政学を基盤とした小型の女子高等教育機関(長野女子短期大学)を、大自然に抱かれた環境の良い長野の地に開学しました。その際に「配慮ある愛の実践」を教育の柱に掲げました。これは、自分の周囲のものに絶えず関心を示し、自分自身はもとより家族や友人、社会の全ての人々、さらには世の中すべての生きとし生けるものの命に対して、深いいたわりと思いやりをもって接することのできる人間の育成を図ろうとするものです。
創設者 初代学長 小林倭文
※創立者倭文先生の「女子にこそ高等教育が必要である」という思いを理解していただくために「女性はゆくゆく母となり、子どもをもうけ、命をかけてその子どもを教え導いていかなければならない」という言葉をここに載せました。これは明治、大正、昭和、平成を生きてきた創立者の考えです。現在の本学では、女性の多様な生き方を尊重しています。
設立から時を経て、「配慮ある愛の実践」は裾野を広げ、共学という大きな大輪の花を咲かせました。
創設者の意思を、これからも大切にし長野短期大学として、新たなスタートを切ります。